令和元年の「岐阜県発明くふう展」において、中部経済産業局長賞を受賞した坂本中学校3年4組の稲垣龍樹さんの「火災時に室内から開けられる格子棚」が、第78回全日本学生児童発明工夫展で発明協会会長賞を受賞し、2020年世界青少年発明工夫展日本代表メンバーとして出品されました。
「火災時に室内から開けられる格子棚」は、窓の内側に施錠装置を設け、そこに格子棚を取り付けて固定すると、開錠することで内側から棚を押し出して外すことができます。「力の弱いお年寄りの方でも、簡単に操作できる工夫」です。




この作品は、胸を痛めた火災事件からの逆転発想で、なぜ命を守るはずの格子が命を奪う作りになっているんだろう、中から取り外せれば逃げられるんじゃないかと思い作成されました。