コミュニケーションツールとしてのネット活用拡大
2017年10月1日「坂本地域まちづくり推進協議会」(この稿では坂本まち協と略す)の公式ホームページがスタートしはや3ヶ月が過ぎました。事務局の努力もあり掲載内容も多彩でアクセス回数も順調に増加してきております。
新年を迎え「インターネット」に焦点を当て、このツールの幅広い活用を期して今後の坂本まち協の運営に資することが出来れば素晴らしいと思います。
さて、当市を国家的プロジェクト「中央新幹線」が約10年後東西に通り抜けます。そして坂本地域に「停車駅」と「総合車両基地」という新幹線に欠かせない重要施設が設置されます。関連して「駅前区画整理事業」「各種道路網整備事業」等が同時進行し主要な関連事業だけでも、トンネル発生土埋立事業、リニア送電線網新設事業、ガイドウエー製作・保管施設設置事業などが同時進行し、工事期間中から完成後までを展望すると地域の姿は大幅に変化してゆくことは間違いありません。
変わりゆく郷土の生きた記録を映像で残すことを目的に、坂本まち協では昨年「ドローン」を購入し、既に多くの記録を撮映しましたが本年以降もこの事業を継続し「中津川市坂本アーカイブス」として完成させていく予定です。
■インターネットの活用拡大について
2017年度まち協、区長会では情報の発信面で極力ネット通信活用を意識し実行中であります。しかしながら区長他役職の方々の中には、ネットを使用していない方もおられるので、本格的ペーパーレス化にはもう少し時間が必要で、現状ではペーパー配信と併用しながら今後発信に係る体力と経費を軽減していきたいと思っております。
■SNS(ソーシャルネットワークサービス)について 2012年、当地中京学院大学の須栗大(すぐりまさる)教授によるオープン講座「TwitterとFacebook」を受講し、フェイスブック入門を果たしました。する
と開始するや否や20年前の関西、名古屋の元職場の若い層から多数アクセスがありその伝播力に驚嘆したものであります。なお前出の須栗先生には2016年春坂本まち協でも、大学のネット教室・設備をお借りして「パソコン講座」を実施し参加者の好評を得ました。先方が受け入れ可能であれば「IT講座」第2回目も企画してみたいと考えています。
一方、「ライン」についてはマイナス報道が目立つことから敬遠しておりましたが、スマホを使ってみてわかったことはラインには使い勝手の良さがあり、今では関東にいる嫁、孫との「ホットライン」が定着し、また町内会の若い世代との日常連絡にも使用しその高い利便性から評価を一変させております。
フェイスブック、インスタグラムなどは最近、国会・地方議員の先生方の活動情報発信ツールとして、また選挙時にも幅広く利用されていますし、行政、民間企業の広報、PR活動にも幅広く利用されております。
議員さんはさておきネット活用はますます広がっていくと思われます。報道によれば不都合な使われ方での弊害も様々発生しており、利便性が高いが故の世間一般への配慮、個人間では相手方に対する思いやりが不可欠であります。
文書や写真、動画などのやりとりも速達性に優れた世界中を繋ぐ通信手段として便利で楽しいものとなります。また利点として無駄のない文章力を磨く場にできますし、写真や動画撮影の技術力も向上します。これらのことから年配者層においても食わず嫌いにならないで前向きに「孫の端末を借りて」でも触れてみることをお勧めします。何事にも積極的な方は指先と脳が刺戟され認知症予防にもつながるでしょう。2017年の流行語にもなった「インスタ映え」とはどういうものか即理解可能となります。
なお、「水野幸雄」「山田英夫」両区長、他にもおられると思いますが、特にこのお二方は「IoT」全般にわたりかなりの上級者です。お困りの節は気軽に相談にのってもらえます。併せて坂本事務所の皆さんは所長以下どなたにでも相談可能です。ホームページもネット活用の一環です。インターネット活用がさらに進んでいくことを願うものであります。
⇒会長ごあいさつ_2018年1月1日(PDF版)
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